「年収1000万超えの男と結婚したい」と言いながら、「今まさに1000万になろうとしている男」をスルーしている女子、多すぎませんか?

それって、一番高いときに株を買おうとする素人と一緒。
ライバルは多いし、高値掴みのリスクも高い。

今回買い取ったのは、そんな婚活の「激戦区」を横目に、将来の1400万プレイヤーを「原石」のうちにさらった、29歳IT系女子のエピソードです。

彼女が選んだのは、当時27歳、専門学校卒のプログラマー。年収は550万円。

学歴と年収だけで判断したら、「年収1000万超えの男性と結婚したい」女性からは、見向きもされないスペックでした。

でも、結婚から3年後。彼は出世して転職し、年収は1400万円を突破。

なぜ、彼女はこの「大化けする男」を青田買いできたのか?

そこには、「完成品」を奪い合うのをやめて、将来性の高い「未完成品」に全力で賭けるという、賢い投資家みたいな戦略があったんです。

 

なぜ「年収550万の専門卒」に全力で賭けることができたのか?

ーーーなぜ年収550万円→1400万円の男性を見抜けたんですか?

私は、もともとエンジニアとして働いていましたが、自分の能力に限界を感じて裏方の管理職(PM)に回った経験がありました。

私は天才じゃない。でも、『誰が本当に仕事ができる男か』を見抜く目だけは自信があったんです。

当時の年収や学歴なんて、ただの過去データ。5年後の彼が、今とは別のステージにいる確信があったから、当時のスペックは気にしていませんでした。

 

「化ける男」を見極める3つの観察ポイント

ーーー具体的に、どんなポイントを見ていたんですか?

夫とは、職場恋愛でした。職場で見ていたのは、主に以下3つのポイントです。

 

① 休日に「頼まれてもいないこと」に熱中しているか

付き合い始めてから知ったことですが、彼は土日に、誰に頼まれるでもなく自分の趣味で便利なアプリを作って楽しんでいました。

会社でも、深夜に誰も頼んでいないのに「みんなが使いにくいと言っていた管理表」を勝手に直して、マニュアルまで作って共有していたり。

翌朝、私が「直してくれたんですか?」と聞くと、彼は「あ、気になったんで」と言っていました。

「仕事だからやる」人と、「好きで勝手にやっちゃう」人の差は、5年で埋めようのない距離になります。

言われたことしかやらない男性は、年収も言われた範囲でしか伸びません。でも、好きで動く男性は勝手に成長して、気づけば雲の上の年収へ勝手に登っていきます。

 

② 失敗したとき、最初に「ごめん、僕が悪かった」と言えるか

トラブルが起きたとき、その人の「器」が一番わかります。

ある大事な締切前に、彼のミスで問題が起きました。正直、会社側の指示が曖昧だったせいもあり、言い訳しようと思えばいくらでもできた状況でした。

でも、彼の最初の一言はこれでした。

「僕の確認が甘かったです。すぐ直します」

「あの人のせいで」「会社のルールが」と言い訳から入る人は、成長のチャンスを毎回ドブに捨てています。

逆に、自分に原因を探せる人は、二度と同じ失敗をしません。この「素直さ」こそが、将来リーダーになるための絶対条件なんです。

③ 他人の仕事を「具体的」に褒められるか

ある日、私が担当していたプロダクトの新機能を彼に見せて「どう思う?」と聞いたら、

「このフローの設計、ユーザーの離脱するポイントをちゃんと潰してますね。ここの遷移が特に良い」と返ってきました。

「すごいね」「いいじゃん」で終わる人は、自分の仕事もその程度の解像度でしか見ていません。

なぜ良いのかをハッキリ言える人は、自分の仕事のポイントもしっかり掴んでいます。
彼の「褒め方の細かさ」こそ、彼自身の仕事の質の高さそのものだったんです。

 

リスクを最小限に抑えて、職場恋愛に持ち込む方法

ーーー職場恋愛ってリスクが高くないですか?

そうですね。でも、設計さえミスらなければ、これほど『素の性格』がわかる出会いはないと思います。

私の場合は、2つのステップで彼との距離を縮めました。

 

STEP1:直接聞かずに「彼女」の有無を確認する

私、意外と恥ずかしがり屋で、彼のことは気になっていたんですが、「彼女いるんですか?」とは直接聞けなかったんです。

その代わりに、「来週末の予定」を聞いて間接的に彼女の有無を確認しました。
「今週末」じゃなくて「来週末」なのがポイントです。

彼女がいる男性にとって、来週末の予定は「相手への確認」が必要なので、すぐには答えられません。

「あー、どうだろ……」と詰まったら、誰か(彼女)がいるサイン。
逆に、即答で「空いてるよ!」と返ってきたら、フリー確定。

私は、「みんなでランチに行こうって話があって」という理由をセットにして、探っている感じを出さずに確認しました(笑)。

 

STEP2:誘いの主語を「彼」にする

彼女がいないと分かったら、次はデートに誘うフェーズです。

Slackの雑談チャンネルで、Podcastの話が盛り上がった時に

「その話、もっと聞きたいけど仕事戻らなきゃ!また今度ゆっくり」
と、わざと中途半端なところで話を切り上げました。

そうやって彼に「続きを話したい」と思わせたところで、翌日、
「Podcastの話の続き聞きたいんだけど、今日この後予定ある?」
と繋げました。

これで、誘いの理由は「私が誘いたいから」ではなく、「彼が話したいから」にすり替わります。これなら断られるリスクが低いし、重くもありません。

 

4. 「好き」だけで突っ走らず、ゴールから逆算した

ーーーその後、どうやってお付き合いして結婚まで至ったんですか?

Podcastの件で業務後に飲みに行って以来、ちょこちょこ2人でご飯に行くようになって。自然な流れで交際がスタートしました。

ただ、私は仕事柄なのか、「好きになったから付き合う」だけでは動けないんですよね(笑)。

付き合う前から、頭の中には「このプロジェクトのゴールは結婚」というのが明確にありました。
だから交際開始と同時に、自分なりのマイルストーンを引いていました。

ロマンがないと言われたら、そうかもしれません(笑)。でも、ゴールと期限が曖昧なプロジェクトは、だいたい迷走します。恋愛も同じだと思っています。

 

5. 「価値観のすり合わせ」を、重くせずに進める方法

ーーー価値観の確認って、重くなりませんでしたか?

ならないようにするのが、腕の見せどころです。

「将来子供は欲しい?」「お金の管理どうしたい?」を真正面から聞くと、面接みたいになってしまう。

私がやったのは、ニュースやドラマを「きっかけ」に使うことです。

共働き夫婦が出てくるドラマを一緒に見ながら「こういうの、どう思う?」と振る。育休のニュースを見ながら「うちの会社の男性育休、全然取れてないよね」と話を広げる。

こうすることで、「あなたはどうしたいの?」という圧力をかけずに、自然に本音が出てきます。相手にも「これ、探られてる」という緊張感を与えません。

 

6. 「好きだから結婚しよう」が刺さらない男性への、別のアプローチ

ーーー付き合ってから入籍まで1年半、スムーズでしたか?

彼はエンジニアらしく、感情より「合理性」で動くタイプでした。だから「好きだから結婚しよう」という感覚的な話は、彼にはあまり響かない。

だったら、合理的に話せばいいと思いました。

1年を過ぎたタイミングで、私から切り出したのはこんな話でした。

「お互いフルタイムで働いてて、家も別々に借りてる。このまま交際を続けるより、一緒に住んだ方がコスト的にも時間的にも効率良くない?」

相変わらずロマンのかけらもないですよね(笑)。でも彼には、これが一番刺さりました。

返ってきたのは「確かに」の一言。その後、トントン拍子で話が進みました。

感情で押しても動かない人間には、感情で押さない。相手の「思考回路」に合わせて話を設計するのが重要です。

 

7. 「完成品」ではなく「伸び代」で男を見ろ

ーーー最後に一言お願いします。

今回の話で一番伝えたいのは、「完成品」を狙うコスパの悪さです。

年収1000万、高学歴、イケメン。そんな「出来上がった男」は、当然奪い合いです。

でも、「これから1000万になる原石」は、今の年収がそこそこというだけで、誰にも気づかれずに放置されています。

デートで見せる「無理した優しさ」ではなく、仕事で見せる「本質」をよく観察してみてください。

 

 

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