アプリで100人とマッチングするより、たった1人の男友達に「誰かいない?」と聞く方が、ずっと早く素敵な男性と結婚できる——そんな話、信じますか?
今回買い取ったのは、31歳、素朴系フツメン女子の結婚エピソード。
スペックだけ見れば、婚活市場で「条件厳しめ」の部類に入ります。
でもこの女性は、アプリを一切使わず、「評価のバグ」を意図的に利用して、年収1100万円・爽やか同世代を半年で射止めました。
マッチングアプリより先にやるべきことがあった
———まずは出会いのきっかけを教えてください。
出会いのきっかけは「大学時代の友人の紹介」です。婚活女子は、アプリで出会いを探す前に、まず『学生時代の男友達』を頼ってみてください。
なぜ「昔の男友達」は、今の私より高く評価してくれるのか
———「学生時代の男友達からの紹介」がおすすめなのはなぜですか?
男性って、学生時代の記憶で止まってるんですよ。
今の私の「31歳という市場価値」ではなく、18、19歳の頃の「可愛かった私」の印象で、見合う相手を探してくれるから(笑)。一種のバグですよね。
学生時代の男友達は、女性の友人の評価を当時の印象のままフリーズさせていることが多いです。
今の年齢的な市場価値ではなく、「一番可愛かった頃のあなた」をベースに、市場価値の高い男性を紹介してくれる可能性が高いんです。
また、これは後日談ですが、紹介者の友人は10年来の友人で、彼が仕事で失敗した時に親身に励ましたことが、今回の縁に繋がりました。
下心のない「普段の誠実な付き合い」を継続していたことで、尊敬する先輩(のちの夫)に紹介しても恥ずかしくない人物として評価してもらえたようです。
「年収・学歴・身長」を条件から外したら、なぜ紹介が動き出したのか
———紹介してもらう時はどんな人を希望していましたか?
注文が多すぎると紹介者も紹介しにくくなってしまうので、端的で謙虚な内容を心がけました。
具体的には、「器が大きい人」と「筋肉がある」の2つだけに絞りました。
条件を2つに絞ると、相手の頭に「アイツだ」が浮かぶ理由
———条件を「器の大きさ」と「筋肉」に絞った真意は?
紹介を依頼する際、多くの人は「年収・学歴・身長……」と条件を並べがちですが、それは悪手です。
私は条件を2つだけに絞りました。
①器が大きい(人として尊敬できる要素)
②筋肉がある(男性として魅力を感じる要素)
あえて「年収・学歴」といった条件を外したのは、「器が大きく、私が人間的に尊敬できる男性なら、今はどうあれ将来必ず稼ぐ(あるいは私が稼がせる)」し、自律して何かに打ち込める男性は、自ずと筋肉(自己管理能力)も付いてくる、という算段があったからです。
また、元々身長や顔面にあまりこだわりがなかったので、筋肉さえあれば男性としての魅力を感じられると自己分析していました。
条件を極限までシンプルにすることで、紹介者の脳内に「あ、それならアイツだ!」と特定の人物を浮かび上がらせることに成功したのだと思います。
条件を増やすほど紹介者の脳内検索はヒットしなくなります。
だからこそ、徹底的に自己分析して、相手に求める条件を削ぎ落とすことが大事なんです。
「彼氏募集中」は恥ではない
———紹介してもらうために、何か工夫していたことってありますか?
多くの女性が意外とできないのが「彼氏募集中です」とか「結婚願望あります」と周りに公言すること。
妙齢の女性には、周りの人もプライベートな話は踏み込んでしづらいものです。
せっかく「紹介したい」と思ってもらえていたとしても、自分の状況を開示しなければチャンスはやってきません。
ラフな雰囲気で「パートナー募集中」と公言するだけで、ご縁は舞い込みやすくなると思います。
初回は全く盛り上がらなかった。それでも諦めなかった
———初めての出会いはどんな感じだったんですか?
初回は友人と夫と私の3人で会ったのですが、そのときは全く盛り上がらず(笑)。
話は弾まない、目も合わない、会話はほぼ友人が繋いでくれていました。
私のビジュアルも特に夫に刺さったわけでもなく、友人も後から「まさか付き合うと思わなかった」と言っていたほどです。
正直、「これは厳しいな〜」と思いました。
でも、友人がせっかく繋いでくれたご縁だったので、諦めませんでした。
理由はシンプルで、「一回会っただけで分かることなんて、何もない」と思っていたからです。
人の印象って、場の空気や体調やその日のコンディションで変わります。
「盛り上がらなかった」は「合わない」ではなく、「条件が揃っていなかっただけ」と解釈しました。
「また会いたい」を作るLINE一通の設計
———初回で爆死した後、どうやって巻き返したんですか?
男性はぐいぐい来られるのが苦手な方も多いので、さらっとLINEを送って2人きりの食事に誘いました。
文面は、
「もう少しお話ししてみたいので、良かったら今度ご飯行きましょう」でした。
この「さらっと感」が重要です。
重すぎず、でも相手への興味関心は伝える。
男性は「ぐいぐい」は苦手ですが、この程度の「0.5歩」なら、喜んで乗ってくれます。
お互い地方で育って同じ大学に進学していて、似た価値観を持っているな、という確信はあったので、サシで話せばもう少し打ち解けられるだろうと思って誘いました。
また、私的には、彼から誘ってこなかったのも高ポイントだったんですよね。
惚れっぽくなくて誠実そうだな、とポジティブに考えていました。
気軽に女性を誘うような男性は結婚相手にはちょっとな…という考えがあったので。
自分から動くことで、誠実な男性をフィルタリングできる副次的効果もあったと思います。
なぜ1年付き合うつもりだった彼が、半年で決意したのか
———付き合ってから結婚までについて教えてください。
付き合う時は、「結婚を前提に」と言ってくれました。
ただ、彼は元々慎重なタイプで、「1年くらい付き合ってから結婚かな」と考えていたようです。
私はこうと決めたら爆速で進むタイプなので、もっと早くても良いのにな〜と思っていました。
プロポーズのきっかけは、虫だった
———なぜ半年で入籍することになったんですか?
付き合って3ヶ月くらいの時に、私の部屋に虫が出たんです。
私は本当に虫が大の苦手で……。
必死で「虫が出て嫌だから引っ越したい!」って話をして。
そしたら、そのまま同棲のプランが出て、じゃあ結婚しよう、ということでプロポーズしてくれました。
「一緒にいても疲れない」——慎重なハイスペが決断する、たった一つの条件
———慎重派の彼がなぜ半年で決意できたのでしょうか?
彼はとても気遣いのできる優しい性格なのですが、それ故に他人と長時間一緒にいると気疲れしてしまうタイプなんです。
今まで付き合った人とは「1週間に1回会えばよいかな」という感じだったみたいなんですが、私とは週の半分くらい一緒に過ごしていても疲れずに楽しく過ごせたらしくて。
私が素をさらけ出すタイプなので、彼も気を遣いすぎず一緒にいて楽だったのだと思います。これも相性ですかね。
慎重派の男性が「結婚」を決めるのは、「今決めないと不都合が生じる」という具体的な課題に直面し、かつ「この人なら一生一緒にいても疲れない」という安心感が100%に達した時なのかもしれません。
「虫」というトラブルが、彼に「守る理由」と「一緒に住む大義名分」を同時に与えたんだと思っています。
「追わせるテクニック」は、いらなかった
———最後に一言お願いします。
巷の「追わせるテクニック」とかは不要です。
まずは自分が等身大の自分を受け入れた上で、相手を信頼して自分を曝け出す。
またプロポーズしてもらった時は、「私もあなたを幸せにする」という覚悟でお受けしました。
選ばれるのを待つのではなく、彼と共に歩む覚悟を見せる。
それが、慎重なハイスペ男性の心を最短で射止める唯一の「攻略法」だと思います。
